MIAは国際平和に寄与する開かれたまちづくりを目的として、市民レベルの国際交流・協力の推進、在住外国人支援を行なっています。
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留学生の社会参加の促進


むさしのファミリー交流パーティ2008

 1983年に文部科学省によって「留学生受入れ10万人計画」が策定され、21世紀に向けての知的国際貢献の一つとして推進されました。その結果、2003年には留学生数は10万人を突破しました。「留学生」むさしのプログラムが立ち上がった当時、増加する留学生に対して地域での受入れ体制が追いつかず、さまざまな摩擦が起き、留学生を地域の一員として受入れるための交流事業の必要性が高まっていました。大学で日本語教育を受けている人や、既に高い日本語能力を持っている人が多いため、MIAの日本語コースでは受け皿になりにくく、忙しい留学生はMIAの活動に参加しにくいなど、それまでMIAには留学生の社会参加の入口となる事業がありませんでした。そこで、市民ボランティアをメンバーに準備委員会が発足し、新たな留学生との交流事業が検討されました。
委員会で実施したアンケートから見えてきたのは、「日本語は話せるけれど、学業と生活費を稼ぐためのアルバイトに追われ、親しい日本人の友達もいないし、日本人の家に行ったこともない」という留学生の現状でした。これを受けて、「留学生」むさしのファミリープログラムは1年間、忙しい留学生でも交流相手の日本人家族であるファミリーと日程調整をして、家庭を訪問し交流するプログラムとして2002年にスタートしました。
以降、2007年には今度は「留学生30万人計画」が打ち上げられるなど、留学生のますますの増加が推進されています。それにつれて、留学生の数の増加だけでなく、多様化も進んでいます。プログラムに参加する留学生の中には、家族連れの姿も珍しくなくなりました。また、日本語がほとんど話せないまま来日し、普段の授業もすべて英語で行われるため、日本語でコミュニケーションがとれるようにならない留学生も増えてきました。
一方、社会状況の変化によって、時間的、精神的な余裕がなくなっている中、増加・多様化する留学生に見合うファミリーを探すのは非常に困難になってきています。今後さらに多様化すると考えられる留学生にどのように対応し、地域につないでいくのかがプログラムの大きな課題です。


ファミリーのお宅で一緒に食事
プログラムの内容

 5月と10月の留学生の新入学に合わせて、近隣の大学にて説明を行うなど参加留学生の募集を行っています。また、同時期にファミリー向けの説明会も開催し、ファミリーの募集も行います。申し込みのあった留学生とファミリー双方の希望や活動可能時間帯などを考慮し、組み合わせを決めて、MIAにて顔合わせを行います。その後、約1年間、留学生とファミリーは双方の都合に合わせてホームビジット(日帰りの家庭訪問)を基本に交流します。一緒に出かけたり、家族の行事に招いたり交流の形は自由です。
  ファミリー、留学生双方とも最初は緊張していてもホームビジットの回数を重ねるごとに親しくなります。「日本のお父さん、お母さん」、「うちの○○さん」と呼び方も変わっていきます。地域にこのようなファミリーがいることは、留学生にとって大きな心の支えであるといえます。
 さらに、MIAでも留学生とファミリーの交流を促進するための交流会のほか、留学生やファミリーの相互理解を助けるため、講師等を招いての実践講座を開催しています。また、ファミリー同士が情報交換し、交流の疑問点などを出し合うファミリー懇談会も開催、留学生を支えるファミリーの人間関係づくりにも取り組んでいます。

 

初めての顔合わせ

文化交流会では得意技を紹介

運営委員

 運営委員は、ファミリーとして自らも留学生と交流しながら、月1回の運営委員会にてプログラムの企画・運営を行っています。留学生と交流するうえで気づいた問題・課題を出し合い、プログラムの内容を検討し、実際に留学生と交流しているファミリーならではの視点を織り込んでのプログラム運営に努めています。また、イベントや講座の実施時には、準備から他のファミリーへの連絡、当日の運営まで担当しています。さらに、豊富な交流経験を生かし、他のファミリーの交流の相談に乗ることもあります。


プログラム説明会での運営委員の紹介


留学生の社会参加

 1年間のプログラムが終了した後も長くファミリーとの交流が続く留学生もいます。その間、学生から社会人になり、結婚し、こどもが生まれとさまざまな変化を経験し、就職、出産などの節目節目でのファミリーのアドバイスが本当に心強かったという話も聞きます。ファミリーは留学生にとって日本社会のガイドであり社会に参加していくうえでの大切な役割を果たしています。
 一方、高い日本語運用能力や日本文化への理解を持つ留学生は、ファミリーに自分達の文化習慣を説明し、率先して外国人と日本社会をつなぐ役割もを果たせる存在でもあります。プログラムへの参加をきっかけに、プログラムのイベントのサポートから始めて、外国人会員企画事業の「世界を知ろう!〜世界の人とふれおう!」での文化紹介や、むさしの国際交流まつりでの多文化ステージのイベントの企画・運営など多方面で活躍する留学生が増えました。近年はさらに、地域へと活動の場を広げていく留学生もいます。


赤ちゃんの名付けの相談にものりました


MIAで文化紹介する留学生


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