MIAは国際平和に寄与する開かれたまちづくりを目的として、市民レベルの国際交流・協力の推進、在住外国人支援を行なっています。
生活支援
日本語学習の支援
多言語による各種相談
留学生の社会参加の促進
コミュニケーション支援
多言語による生活情報の提供
通訳者の派遣及び翻訳
多文化共生の地域づくり
地域における国際理解の推進
国際交流及び国際協力に関する
ボランティア活動の支援
国際交流及び国際協力に関する
地域団体との連携
国際交流及び国際協力に関する
調査研究及び広報

 


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すぐできるボランティア

 

日本語学習の支援


朝コース

 MIAでの日本語学習の支援は、創立間もない1990年に始まりました。週1回の教室活動と週1回のマンツーマン交流活動を組み合わせて1つのプログラムとした運営方法が「武蔵野方式」として知られるようになり、1997年〜2000年には文化庁から地域日本語教育推進事業の委嘱を受けました。一方的な教育事業でなく、外国人と同じ地域で暮らす仲間として、関わるボランティアにも多様な文化への柔軟性や協調性に富んだ市民意識が育ち、ひいては地域が育つ実践モデルとして評価されました。
 2002年〜2004年まで同じく文化庁より「親子参加型日本語教室の開設」事業の委嘱を受け、小さなこどもがいても通える日本語コースの実践研究をしました。この時関わった保育ボランティアの協力で委嘱事業終了後も外国人の保護者が日本語コースに参加している間の保育を継続することができました。この5年間で子ども連れの参加者が増え、MIAでの乳幼児の存在もすっかり定着しています。
 また、在住外国人の増加、多様化の中、MIAにも外国人のこどもの日本語学習の支援が求められるようになってきました。2006年度中盤より、小・中学生の参加者の参加費を半額にし、こども達の日本語学習支援にも力を入れ始めました。現在ではこどもの日本語学習者が少しずつ増加しています。2009年7月には、日本語を母語としない親子のための高校進学ガイダンスを実施するなど、今後も外国人のこどもの社会への参加を支援していきたいと思っています。


保育スタッフによる親子ミニ交流会

日本語交流員も外国人参加者もコースへの想いを一言〜コース最終日のパーティ
日本語コース

外国人が地域で人間関係を広げ、社会参加していくために必要なのは、日本語の文法・文型に限りません。地域に詳しい日本語交流員(日本語学習支援ボランティア)がガイドとなり、教室活動とマンツーマン活動ともに地域情報を加味し、1対1での人間関係づくりからスタートし、地域に広げていけるよう様々な工夫を凝らした日本語コースを開催しています。また、教室活動では日本語交流員と外国人参加者との間に教える・教えられるという関係性が固定しないように、コースの途中で数回、参加型学習の手法を取り入れ、全員参加の活動も行っています。
 コースの運営は、日本語交流員、MIA日本語学習支援コーディネータ、事務局、そして親子でも参加できる朝の日本語コースでは保育スタッフが協力して行っています。コースの準備会をはじめコース途中の交歓会、コース最終日の振り返りなどのコースごとの運営ミーティングのほか1年に1度日本語交流員が集まる日本語交流員全体会議を開催し、それぞれが拾い上げた外国人参加者のニーズやコースの問題課題を持ち寄って共有し議論を重ねながら運営に反映させるよう努めています。
近年は日本語が中級以上の参加者が、日本語交流員や他の外国人の参加者と一緒に日本語で議論し合ったり、こども連れの参加者同士が熱心に情報交換するという場面も増え、居場所としての役割もますます大きくなっています。多様化する外国人参加者に合わせたコースづくりを現在も模索中です。



夜コースの全体活動


短冊を書いて願ごと 水コース


マンツーマン活動



日本語交流員研修

日本語交流員として日本語コースの運営に関わるうえで、必要な知識を学ぶために、毎年開催しています。日本語交流員登録への入口となる日本語交流員養成講座をほぼ隔年で、それ以外の年は既活動者を対象にさらに理解を深めていただくことを目的にさまざまな研修を実施しています。講座の内容は、時代とともに激しく変化している在住外国人の現状や異文化理解、MIA日本語コースでの実践の紹介などで、参加型のワークショップ形式が中心です。講座を通じて日本語交流員同士が顔見知りになることは、多様な文化を持つ人の集まるコースづくりの第一歩だと考えています。


テーマにそってグループで遺憾交換

背を向けて座ってみるとどんな気持ち

外国人による日本語スピーチ大会

日本語交流員有志が実行委員会をつくり、約3ヶ月かけて企画から運営まで担当しています。このスピーチ大会では、年齢も出身も日本語レベルもさまざまな外国人が、地域の人に向かって自由なテーマでスピーチをします。これは、普段自分から発信する機会の少ない外国人にとって、貴重な場であり、多くは登壇することで大きな自信を得ることができます。来場した人が身近に暮らす外国人の想いを知り、同じ人間として共感したり、異文化を理解したりすることで、多文化共生のまちが広がっていくことを願って毎年実施しています。


来場者にも好評です

準備に余念がない日本語交流員と登壇者

こども達の日本語学習支援

外国人のこども達は遊びや日々の生活を通して、すぐに日本語を習得するように見えますが、学習に必要な日本語を習得するには何年もかかります。来日時の年齢によって、また環境によって様々な困難を抱えています。MIAのこども達の日本語学習支援は、まずMIAに来ると楽しいと思ってもらうところから始めます。日本に来ることで失われた周りの人とのつながりを少しでも埋めるよう、直接の担当者だけでなく、コースに参加している日本語交流員や外国人参加者も一緒に地域のお兄さん、お姉さん、おじさん、おばさんとしての関わりを大切にしています。
来日してしばらく日本語学習が中心の間は日本語交流員が中心に担当し、その後の、教科学習のサポートは近隣の大学生も担当しています。また、教育委員会やCCS(世界の子どもと手をつなぐ学生の会)などの他の支援団体と情報交換しながら、こども一人一人にとってMIAにできる最善のサポートに近づくよう努めています。



こどもが飽きないよう工夫を凝らしてサポート

日本語を母語としない親子のための高校進学ガイダンス

外国人のこども達にとって大きな壁となっているものの一つに高校入試があります。日本人の高校進学率が98%という中、外国人のこどもの進学率は50%に満たないと言われています。習慣の違いや複雑な高校入試制度についての情報不足も一因です。中学・高校の教員や他の外国人支援団体と協力して通訳つきで基本的な高校制度の説明をし、個別相談にも応じる高校進学ガイダンスを2009年度にMIAとして初めて実施しました。100名を超える参加者で会場は満員となり、改めてニーズの高さを実感しています。


教員ワークショップの先生達も相談に協力

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