MIAは国際平和に寄与する開かれたまちづくりを目的として、市民レベルの国際交流・協力の推進、在住外国人支援を行なっています。
青年ワークショップ【2011年度活動報告!】

「青年のための国際理解フォーラム2011」創〜私たちが担う、私たちの未来〜
日時:2011年7月2日(土)9:50〜18:00
場所:スイング10階、11階

【参加者総数】67名
(内訳)参加者55名(一般参加者、実行委員、当日ボランティア)、講師等7名、見学者5名

【タイムスケジュール】
9:30 開場&受付開始
9:50  挨拶 
10:00  分科会紹介(各分科会)
10:15  お互いを知ろう!

 
       参加者同士で自己紹介               名刺交換ゲームの実演

10:30-12:30 
■□全体会□■

【社会貢献:意志ある『おカネ』が変える世界】

(ちらし広報文)
3月11日、東日本大震災。被災地でまだボランティアの受入れができる状況にない頃、「できること」を模索していた多くの人が募金や寄付を行った。震災からの復興という願いを込めて…
「意思ある『おカネ』は世界を変える」。これまで募金や寄付は「ほどこし」であると、日本では考えられてきた。しかし、「世界を変えたい」という想いが人の共感を呼び、そこに新たなおカネの流れを生む。寄付の有り様を変える、こうした手法のことを「ファンドレイジング(資金調達)」と呼ぶ。ファンドレイジングが社会を変える。

【講師】鵜尾 雅隆さん(日本ファンドレイジング協会 常務理事)
【実行委員】金子瑞葉、水永真理、日比野勲

 日本社会における寄付文化の創造に第一線で取り組んでいる、日本ファンドレイジング協会常務理事の鵜尾さんに、ファンドレイジングとは何か?いまなぜファンドレイジングが注目されているのか、その動向についてお話しいただいた。ファンドレイジングとは、NPO/NGOの運営にとって重要な「資金集め」であるが、単にお金を集めるための行動というわけではなく、ファンドレイジングという言葉にはメッセージが込められている。社会の課題に対して自分たちがどう取り組むか提案し、共感してもらう。そのプロセスを通じて潜在的な支援者にメッセージを伝え、賛同者を得る。その賛同者が活動にかかわってくれるかもしれない。また啓発されて新たな活動を行うかもしれない。単なる寄付集めに留まらず、社会とコミュニケーションをはかり、社会を変革していくプロセスが、ファンドレイジングである。「夢や志を持ち続けること、人とつながること、ひとりひとりが社会企業家精神を持つことの大切さ。」「人生は一度きり。イノベーションを起こそう!」「信じて、託し合う社会を実現しよう!」新しい社会づくりに挑戦しようとする人々、団体をバックアップする鵜尾さんの話から、これからの未来づくりを担う、参加者みなが勇気づけられた。

【実施報告】参加者36名


  人とつながることの大切さを説く鵜尾さん


     みんなで夢について語り合う

13:30-16:00
■□分科会□■(いづれかに参加)


【分科会A:国際協力】
一人からはじめる、一人から変わる〜世界を変える一歩〜

(ちらし広報文)
Aさん「決めた!私、国際協力する!」
Bさん「いいね!私もやりたい!でも、国際協力って何をすればいいんだろう…?」
そんな立派な志を持っているそこのアナタ!
「Change is possible.Anything is possible.」あなたにも出来ることはあります!!
一緒に国際協力について考えてみませんか?

【講師】鬼丸昌也さん(テラ・ルネッサンス理事/創設者)
【実行委員】加藤沙里衣、坂田実穂、篠崎愛

【実施報告】参加者27名
分科会の趣旨の説明と、テラ・ルネッサンスについての概要紹介の後に行ったグループトークでは、参加者の自己紹介と、なぜこの分科会を選んだのかについて話し合い、参加者同士を知る機会となった。そして、テラ・ルネッサンスの創設者である鬼丸昌也さんに、活動を始めるきっかけとなる出来事から、実際に行っている活動について、地雷と子供兵という問題を中心にお話をしてもらった。途中、鬼丸さんのお話を聞いて感じたこと、考えたことをグループごとに話し合い、他の参加者の意見を聞き、新たな気づきにつながり、そして自分の考えも深まった。コンゴの子ども兵や彼らが戦っている戦争の原因が先進国の人々が使っている電子機器で、私たちの生活と世界の紛争に関連があると知り、参加者皆、ショックを受ける。自分のすべきこと、信じること、何が大切なのかを考え直す時間になった。自分に出来ることまだまだたくさんあるはず!鬼丸さんの話から勇気をもらうと共に、これからの自分たちの可能性を信じ、ためらわずに行動することの大切さを学び、気づく時間になった。


  行動することの大切さを説く鬼丸さん


【分科会B:アート・ひと】
Re:クロスオーバー〜アートとひと 多様性に向けて〜

ちらし広報文)
個性が求められている今、「アート」への関心は高まっているように思います。でも、そもそも「アート」ってなんだろう?みんなが認めるものからこれって「アート」なのってものまで・・・
それは、僕たちの価値観を変え、新たなライフスタイルを構築するきっかけになるかも。
あなたの「アート観」をぶつけてみませんか?

【講師】小川希さん(Art Center Ongoing代表)
【実行委員】:沓掛光甫、後閑駿一、武井陽太郎

【実施報告】参加者13名
  
私たちの多くが日ごろ敬遠しているものの、どこかで気になっている「アート」について考えてみようという想いからできた分科会。Art Center Ongoing代表の小川希さんに講師をお願いした。まず、小川さんが扱っているアートについて説明があり、その後、スクリーンに写真や映像を映し、参加者皆で鑑賞した。この分科会で扱ったアートとは単に美術品のことではなく、私たちに何かを考えさせる作品であり、その考えるという行為も含めたものだった。実際に小川さんが見せてくれたのは、便器や椅子など日常ではアートとして見ていないものばかり。参加者は最初、面食らった。どのように受け止めるか、どのように解釈するかは参加者によって異なるが、最終的には現代アートとして、参加者各々の解釈で楽しむことができた。
新しいことを始めようとする時、理解されないのではないかという孤独を乗り越え、人との違いを理解し、どうやって表現していくか。一人で実行するのではなくどうやって人を巻き込んでいくか、アートを生み出すプロセスは、私たち自身が未来づくりの「アーティスト」になるための秘訣につながると思われる。成果は?私たちは何ができる?学びや気づきは…?参加者にとって「モヤモヤ」感が残る分科会であったが、そうあってほしい、そうあるべき分科会であった。アートは人の固定概念を変え新しい価値観を与えてくれる可能性を持つ。この変化の時代における、生き方・考え方を私たちに授けてくれる。


   Art Center Ongoing の小川さん

    アートについて考え、向き合う


【分科会C:ライフスタイル(環境・エネルギー)】
地球にやさしいライフスタイル

(ちらし広報文)
未来型の環境・エネルギーって何だろう?
身近に再生可能なエネルギーがあるのでは?
いまこそ私たち自身が、環境・エネルギー問題に向き合い、持続可能な社会づくりを着実に進めていかなければなりません。また、一人ひとりがライフスタイルを見直す転換点にもなっています。
自然エネルギー、省エネ生活、循環型社会についてみんなで考え、地球にやさしいライフスタイルについて考えたいと思います。

【講師】原田 昭夫さん(NPO法人 輝く未来の風 代表)
河合 歓並さん (TOKYO油田2017ecoディネーター)
【実行委員】山口久美子、和田侑樹、五味力

【実施報告】参加者12名

NPO法人輝く未来の風の代表の原田さんには、同団体が取り組んでいる風力発電事業を含め、いま注目されている自然エネルギー全般(地熱、太陽光等)についてお話しいただいた。地球温暖化のメカニズムと課題から、自然エネルギーの必要性と可能性について分かりやすく説明してくれた。自然エネルギー、再生可能エネルギーを活用し、環境・経済・社会のバランスのとれた、持続可能な社会づくりに向けての各国の取り組み状況は興味深い。長期的展望に立ったエネルギー戦略の必要性と共に、私たち一人一人がエネルギー問題にしっかり向き合うことの大切さを学んだ。
TOKYO油田2017の河合さんには、循環型社会づくりの実践的なお話を聞いた。東京都内で排出される使用済天ぷら油を回収し、ディーゼル車や発電機のリサイクル燃料に転用している。回収ステーション設置、回収の仕組みづくりなど、多様なリソースとの協力関係で進めている。はじめて知ることが多く、興味深かった。
「環境型の生活に向けて何ができるか、何をするべきか」についての意見交換は参加者にとって難しいテーマであったが、様々な人の意見・考えに触れ、視野が広がり、エネルギーや環境問題へのさらに関心が深まり、これから自分に何ができるか考える動機付けにつながった。一人ひとりが、考え、できることから行動していくことが持続可能な社会づくりに大事なことである。


   Tokyo油田2017の河合さん


輝く未来の風代表の原田さん(中央)と参加者によるディスカッション

16:00〜16:15  休憩

16:15〜17:00 ふりかえり

17:00〜18:00 交流会
 
      交流会でのひととき                 未来づくりを考えた一日が終了


   進行役で活躍する実行委員メンバー


   分科会での学び、気づきを共有

 

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