MIAは国際平和に寄与する開かれたまちづくりを目的として、市民レベルの国際交流・協力の推進、在住外国人支援を行なっています。

2011年春・夏号
東日本大震災復興支援チャリティ・イベント実施報告

特技で地域の人と交流を~タイ式リラックスでストレス解消

親子で参加!こども国際交流クラブ夏休みスペシャル1~中国の言葉と文化を体験しました! カンボジアの現状と教育支援ボランティア活動についてお話を聞きました

東日本大震災復興支援チャリティ・イベント実施報告

 大震災以降、被災地でのボランティア活動や地域で物資を集めて被災地に送るなど、外国人を含めた多くのMIA会員の方々が復興支援に協力しています。「MIAでも何か協力しよう!」と、チャリティ・イベントの企画が立ち上がりました。
 5月24日、講師のパム・ンガンさん(ベトナム出身)からの提案で、料理教室を開催しました。19名の参加者と4名のアシスタントボランティアが集まり、揚げ春巻き、ライスヌードル、豆腐のデザートを次々と仕上げることができました。「おいしかった」「楽しかった」という声が聞かれ、料理には人の心を癒す力があると再認識しました。参加費から材料費を除き14,612円を寄附いたしました。
 6月4日には「多文化コンサート~音楽でみんな元気になろう!」を開催し、スイングホールは約170名の来場者で満員となりました。ウイニャイ、エルデンダーライさん、モフランさんとタブーさんという3組の出演者がそれぞれのスタイルで、多様な音楽を奏でました。また、運営には7カ国11名のボランティアが協力しました。会場は大変盛り上がり来場者から「元気になれました!」という感想をいただきました。入場料及び寄附金122,764円は全額寄附いたしました。


寄附先:国際協力NGOセンター「東日本大震災活動支援まとめて募金」
国際協力NGOセンター【震災支援活動(31団体分)6月度活動報告書】
http://www.janic.org/mt/img/bokin/higashinihon-report-June.pdf


モリンホール(馬頭琴)の演奏
エルデンダーライさん


外国人ボランティアのメンバー

アフリカンリズム
B.B.モフランさんとタブー・ンゴンゴさん

フォルクローレ
ウイニャイ


特技で地域の人と交流を~タイ式リラックスでストレス解消

 講師の森田チャママースさんはタイ出身。これまで被災地の行政が出す文書を在住外国人のために翻訳したり、市内の小学校で文化紹介をしたりと積極的にボランティア活動をしてきましたが、今回はワット・ポー・タイ伝統医学マッサージスクールなどで学んだ経歴を生かすことになりました。この夏は電力消費の少ない企画をと考えていたところ、チャママースさんの専門を知り、実現したのです。本来のタイ式マッサージには、自分の手や腕を揉むセルフマッサージはないそうです。しかしチャママースさんは、手軽にできる方法をこの日のために考えてくれました。当日は強烈な太陽が照りつけるなか参加者の皆さんが集まりました。「マッサージは病気の治療ではなく予防法です。そしていろいろな身体の問題は、ストレスが原因である場合が多いです。だからリラックスしてストレスを減らしましょう。」という説明とともに、手のひら、甲、腕とマッサージを習いました。タイでよく飲まれるという菊茶と生姜茶を楽しみながら会話も弾み癒しの時間を満喫しました。


講師をまねて“イタキモチイイ”感覚を習得中


タイ式リラックスには香りも大事な要素です

親子で参加!こども国際交流クラブ夏休みスペシャル1
~中国の言葉と文化を体験しました!

 夏休みに入って10日の7月30日、夏休みの自由研究のきっかけ作りになればと親子で参加!こども国際交流クラブ夏休みスペシャルを開催しました。今回のテーマは「中国の言葉と文化」。講師の王梅さんは中国出身、日本在住18年で普段は仕事として中国語講師や通訳・翻訳などをしています。講座はまず、中国の紹介から始まりました。中国の人口や大きさについての質問に、正しく答えるこども達やお父さん、お母さんもいて、興味の高さを感じました。また、武蔵野市にもたくさん中国籍の人がいることも紹介され、「みなさんのクラスにいたら是非仲良くしてくださいね。」という梅さんからのメッセージもありました。
  中国語の練習では、アルファベットの発音記号であるピンインを必死で追っている傍らで、聞いたままの音を大きな声で復唱するこども達の発音のよさにびっくり。最後は「お誕生日おめでとう」の歌を中国語で歌いました。
 後半は、おやつの肉餅作り。小麦粉をこねて作った生地をうすくのばして、豚ひき肉とねぎなどを混ぜたあんを塗り巻いて形を作り、フライパンでこんがり焼きます。梅さんによるとこのやり方だと、1つ1つ包まなければならない餃子のように時間がかからないので、簡単なおやつにぴったりだといいます。途中、ねぎや煙が目しみて苦労しましたが、無事焼き上がりました。出来上がった肉餅はおしょうゆや黒酢をつけていただきました。講師の「好吃吗?(おいしいですか?)」の問いかけにこども達は元気よく「 好吃!(おいしい!)」と答えていました。


真剣にねぎを切ります

おやつは肉餅と杏仁豆腐
カンボジアの現状と教育支援ボランティア活動についてお話を聞きました


日本のハンカチ落としに似た、カンボジアの遊びを体験

 国際理解リレートーク(カンボジア編)にて、NPO法人シニアボランティア経験を活かす会理事の須山勝彦さんに、カンボジアの現状や、同国で携わった教育支援のボランティア活動についてお話いただきました。早急に成果を求めず、じっくりと状況を観察し、現地の人々自身で課題解決できるよう仕向けていく。国際協力ボランティア経験豊富な須山さんの人材教育に対する想いが伝わってきました。須山さん手作りのお菓子による食文化交流、カンボジアのこどもたちの遊び体験など、参加者同士で親睦をはかる場もありました。海外で須山さん自身が外国人となった生活経験から、日本の外国人が置かれている立場についても理解できることが多いとのこと。海外でボランティアを行うにあたっての大切なことは何か?との参加者からの質問に対し、現地の人々に希望をもってもらえるよう、想いや熱意をもって接することが大事と答えました。須山さんのお話から、人間関係づくり、コミュニケーションの大切さなど、MIAで活動していくにあたってのヒントを参加者それぞれが学ぶことができました。



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