多文化にふれよう

02.シリーズ世界を知ろう!世界の人とふれあおう!スリランカ編

シェハーラー・カウシャーニさん(スリランカ出身、留学生)

スリランカのガンパハ出身です。
高校時代から日本語を勉強し、ケラニア大学で日本語を専攻。
2019年秋から東京外国語大学で研究生として日本語を学んでいます。
(2020年8月にスリランカに帰国予定です)

コロナの関係で途中で授業がオンラインになり、
同級生が周りにいなくて寂しく思いながら過ごしていました。
シェアハウスでたくさんの人と交流できたこと、
コロナ感染拡大期前に日本国内を旅行できたことがいい思い出になりました。

これからも日本語と日本文化ついて関心をもち、勉強していきたいです。
将来は母国スリランカの高校で日本語教師の仕事をしてみたいと考えています。

学ぼう!

多民族・多文化国家スリランカ

スリランカの公用語はシンハラ語とタミル語です。
民族はシンハラ人(74%)、タミル人(20%)、イスラム人(9%)です。
仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教の人がいます。

民族ごとにそれぞれ特色ある民族衣装を着ています。
例えば、シンハラ人は、女性は彩豊かな布であるサリーを体に巻き付け着用します。
男性はサラマと呼ばれる巻きスカートのようなものを着ます。

スリランカのシンボル

スリランカの国旗にある剣を持つライオンはシンハラ王朝以来のシンボルです。

また、ミニアフリカと言われるくらい、たくさんの象がいて、
神聖な生き物として大切にされています。

紅茶や宝石の産地

スリランカは地形と気候が紅茶栽培に適していて、
とてもおいしい紅茶の産地です。

かつては「セイロン島」と呼ばれていたスリランカ。
日本でもセイロンティーは有名ですね。
宝石の産地としても世界的に有名で、色とりどりの宝石がとれます。

おすすめの観光地

スリランカは自然の豊かさから「インド洋の真珠」と言われ、
魅力的なところがたくさんあります。

有名な観光地の一つがキャンディです。
「ペラヘラ祭」や仏歯が奉納されている「仏歯寺」、
「キャンディ湖」など見所が満載です。
ヌワラエリアの自然もとても美しいです。
美しいスリランカに遊びに来てくださいね!

私のお気に入り column

食べものも特色があり、たくさんの種類の甘いお菓子があります。
この写真は私が好きなミルクライスです。
これはスリランカの伝統的な食べ物の一つです。
お正月、結婚式、お誕生日など特別な時に
ミルクライスを作るのが昔から伝わって来た習慣です。
スリランカのカレーは
様々なスパイスで味付けした煮込み料理全般のことで、
とてもおいしいですよ。
海洋国であるため新鮮な魚介類のカレーが多く、
ココナッツミルクを使い、マイルドな味になっています。
ぜひ食べてみてください。